Grain

ブルーベリーと肌の炎症。アントシアニンが注目される理由

7分で読めます
ブルーベリーと肌の炎症。アントシアニンが注目される理由

スキンケアで外側を整えながらも、肌荒れが繰り返すという経験はありませんか。洗顔を見直し、保湿を丁寧にしても、根本的な原因が内側にある場合、外側だけのケアでは限界があることがあります。そのひとつが、慢性的な炎症です。

肌荒れと炎症の関係

ニキビ・赤み・ゆらぎ肌の多くは、肌の炎症反応と関係しています。炎症は本来、外敵から体を守る働きですが、紫外線・ストレス・食生活の乱れなどによって慢性化すると、肌のターンオーバーを乱したり、バリア機能を低下させたりすることが知られています。

アントシアニンとはなにか

ブルーベリーに豊富に含まれるアントシアニンは、ポリフェノールの一種です。抗酸化作用を持つとされており、活性酸素による細胞へのダメージを抑える働きが研究されています。目の疲れへの効果がよく知られていますが、肌の酸化ストレスを軽減する可能性についても注目されています。

紫色の野菜や果物に共通する色素

アントシアニンはブルーベリーだけのものではありません。紫キャベツ、なす、紫芋、黒豆、ぶどう(特に皮の部分)、ザクロなど、紫から赤紫色の野菜や果物に幅広く含まれています。色の濃さがアントシアニンの量とおおむね対応していると言われているので、食卓の彩りを少し増やすという考え方でも取り入れやすい成分です。

アントシアニン以外のポリフェノール

抗酸化に関わる成分は、アントシアニンだけではありません。緑茶のカテキン、玉ねぎの皮に近い部分に多いケルセチン、大豆のイソフラボン、ココアに含まれるカカオポリフェノールなども、同じポリフェノールの仲間です。それぞれ働き方も研究の進み方も異なりますが、「抗酸化」という軸でゆるくつながっています。気になる成分があれば、今後ひとつずつ取り上げていきたいと思います。

「抗酸化」という言葉は、肌の外側にも内側にも共通して登場する概念です。

食事とサプリ、どちらがいいか

ブルーベリーを食事として摂ることが基本です。ただ、毎日一定量を食事だけで確保するのは難しいこともあります。サプリメントは、食事を補う位置づけとして取り入れると現実的です。「これを飲めば肌が治る」ではなく、日常のケアを積み重ねる中の一つとして考えてください。

内側からのケアは、効果が見えにくく、続けることが難しいこともあります。それでも、食事・睡眠・スキンケアを少しずつ整えていくことが、肌の底力を上げることにつながると思います。